三島有紀子監督ドキュメンタリー作品「東京組曲2020」5/13公開&全州国際映画際出品決定


三島有紀子監督の自身初ドキュメンタリー映画「東京組曲2020」(読み方:とうきょうくみきょくにーまるにーまる)が、2023年5月13日に公開することが決定。
また、本作が韓国で開催の第24回全州国際映画祭への出品も決定しました。

■ドキュメンタリー作品「東京組曲2020」
2023/5/13(土)~シアターイメージフォーラム他 全国順次ロードショー
http://alone-together.jp/
https://twitter.com/aTogether2020


NEWS:三島有紀子監督、初のドキュメンタリー映画「東京組曲2020」5月13日公開 松本まりかが“泣き声”を担当
https://eiga.com/news/20230323/3/


■第24回全州国際映画祭(韓国)
24th JEONJU Intrnational Film Festival
4/27(木)~5/6(木)開催
「フォーカス: 東アジア映画の今」部門
Focus: East Asian Films Now
https://eng.jeonjufest.kr/db/sectionList_many.asp?FS_IDX=266


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2020年4月の日本では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため緊急事態宣言が出され、ロックダウンの状態となりました。

気にも留めていなかった当たり前のことが、断層ごとずれていくような感覚に陥りました。ちょうど51歳の誕生日、居場所を求めてベランダに座り、ひと夜を明かしていると、明け方、どこからか、人間の泣き声=生の声が聞こえてきたのです。

その時、このコロナ禍で何を感じているのかが忘れ去られる前に、映像に残し記録として確認しようと考えました。それで、リモートで声をかけた役者のみなさんに、カメラをまわしてもらいました。集まってきた映像素材から垣間見えたのは、人間の弱さと人間が希求してやまないものは何かということでした。それは、私にとって『人間の再確認』という作業となったのです。それらをクラウドファンドに参加してくださったみなさまやたくさんのみなさまの応援のおかげで、映画というひとつの作品にすることができました。

あれから三年、今、わたしたちは人間らしく生きられていますか? この映画を見た帰り道、ふと考えてもらえたら幸いです。

三島有紀子